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【今だけの特別展】兵庫陶芸美術館 特別展「やきものを分析する-釉薬編-」

兵庫県2017.01.16篠山,陶芸,兵庫陶芸美術館

物事には、大抵「何故そうなのか、そうなったのか」理由がありますよね。みなさんが日常で目にする器などの「やきもの」も同様です。形状、焼き方、装飾・・・様々な歴史とともに現在に継がれてきました。

今回、兵庫陶芸美術館では、やきものの製作過程の中から、器面を彩るさまざまな色合いを生みだす釉薬に焦点をあて、その歴史や特徴を当館の古陶磁および、現代陶芸コレクションを通してご紹介しています。

日常的に触れ合う「やきもの」の歴史を知ることで、毎日に新しい楽しみが彩られるかもしれません。この特別な機会に是非、兵庫陶芸美術館にお越しください。


〜以下、兵庫陶芸美術館公式サイトより、紹介文引用〜

やきものは、人類が化学変化を意識的に応用し、生みだしたといわれていますが、現在に至るまでには、形や色合い、装飾などにさまざまな技術が取り入れられ、変化してきました。やきものの製作過程を紐解いてみると、素材となる粘土や陶石などを採掘し、不純物を取り除いて精製したのち、成形作業へと移っていきます。成形されたうつわは、その後、器面に装飾が施され、焼成作業へと進んでいきますが、装飾においては、器面をカンバスに見立てて、写実的あるいは図案化して描かれる絵付けや、釉薬によって色彩豊かに色付けされた平面的な装飾とともに、器面への彫り込みや貼付け、型から写しとるなどの立体的な表現もみられます。

 器面を装飾し、彩りを添えることは、やきものが誕生してまもなく始められており、世界で最古ともいわれる縄文土器には、縄目の文様だけでなく、火焔土器などにみられるような立体的な突起物の他、朱漆やベンガラなどで彩色された土器も発見されています。これら日常生活の道具のひとつであるやきものを飾る行為は、世界各地で広く行われており、釉薬が施されたやきものは、エジプトでは約5,000年前に、中国では約3,500年前につくられたといわれています。釉薬を使用することは、当初、器面が被膜に覆われることで、液体などの漏れを防ぐとともに、強度を高くするなどの実用的な目的で始まったと考えられます。しかし、次第に装飾的な要素が加わり、その多彩な色合いや光沢は、玉器や漆器、鉄製品などの素材を代替するようにもなり、青磁や灰釉、鉄釉など、さまざまな釉薬が生みだされ、多くの人々を魅了してきました。

 この展覧会では、やきものの製作過程の中から、器面を彩るさまざまな色合いを生みだす釉薬に焦点をあて、その歴史や特徴を当館の古陶磁および、現代陶芸コレクションを通してご紹介します。また、釉薬の成分を化学的に分析するとともに、再現していく過程をわかりやすく解説することで、釉薬の奥深さを感じていただければ幸いです。

展覧会の特徴

(1) 兵庫県内のやきものを釉薬の視点から一望する展覧会

 中世以降、現在まで続く丹波焼や、江戸時代後期、県内各地に勃興した出石焼や三田焼、珉平焼などの器面を鮮やかに彩ったさまざまな色合いを生みだした釉薬に焦点をあて、その歴史や特徴を当館の古陶磁および、現代陶芸コレクションを通してご覧いただきます。

(2) 兵庫県内のやきものの色合いを再現し、その技術の解明を試みる展覧会

 当館で陶芸文化講座などを担い、自身も陶芸作家として、やきものづくりに従事している陶芸指導員らとともに、出品作品のさまざまな色合いを解明するため、現代の原料や道具で、テストピースを製作し、過去の技術の再現に挑んだ成果をお伝えします。

(3) 兵庫県内のやきものの釉薬を化学的に分析し、その成分に迫る展覧会

器面を覆うさまざまな色合いを、医療分野での診断や空港の手荷物検査などで活用されている、X線による非破壊分析を実施し、人の眼では測定できない、化学的な視点を加え、それらの成分を公開します。


会場へのアクセスなど詳細は以下よりご確認ください。
http://www.mcart.jp/exhibition/e2804/

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